続報!!📢「ひとのこ」ついに全容が明らかに!

Z systemプロデュース vol.3
「ひとのこ」
作: 山村菜月
演出: 奈可川浩三
出演

東京公演
【会場】
下北沢 OFF・OFFシアター
【日時】
2025年
9月30日(火)~10月5日(日)
※自由席
※受付・開場は開演の30分前


〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-11-8TAROビル3F
tel 03-3424-3755
大阪公演
【会場】
※ウイングフィールド提携公演
ウイングフィールド
【日時】
2025年
10月16日(木)~10月21日(火)
※自由席・入場整理券番号付き
※受付は開演の45分前、開場は開演の30分前


〒542-0083 大阪府大阪市中央区東心斎橋2-1-27 周防町ウイングス6階
tel 06-6211-8427
★★
両公演共、ご入場は
①Zsystem先行予約(DM登録者) ②一般予約者
の順にご入場いただきます。
※先行予約とは2025年1月19日までのDM案内希望者が対象です
★★
🎫 チケット (東京・大阪共)
〘料金〙
【一般】 4,500円
【U-22】3,500円
【シルバー70歳以上】4,000円
※当日は+500円
🌟チケット発売🌟
≪2025年8月5日(火) 12:00~≫

Z system代表 中川浩三からご挨拶
[人の価値]
『ざんす、ざんす、さいざんす』『家庭の事情』『あなたのお名前何て〜の』
ソロバン片手に戦後復興の波と共に現れたヴォードビリアン『トニー谷』。トニングリッシュと言われた英語と日本語を織り交ぜたデタラメ言葉で欧米人を小馬鹿にした毒舌芸は、戦後メリケンに負い目のあった国民に勇気と笑いを送り続けた。
後に、漫画おそ松くんのイヤミのモデルになった事は有名。勿論、わたし自身も実物を拝見した事もなくYOUTUBEで知ることになる訳だが、そのリズム感に圧倒的センスとデタラメな日本語英語の言葉のチョイスと奥深い毒舌に、ただならぬ知性を感じた。しかし、そんなトニー谷の評判はすこぶる悪かった。
毒舌の標的は欧米から共演者・客・視聴者・世間のすべてに変わっていった。とある記事では『芸能界においてこれ程嫌われた芸人はいない』と。今では当たり前だが、1950年代でも既にアウトな芸人だったらしい。余りの毒舌と傍若無人な振る舞いから徐々に人気が無くなってきた1955年7月、トニー谷の長男が誘拐された。当時のマスコミは人権なんてあったもんじゃなく、連日トニー谷宅からの報道がなされ、挙句居間にまで上がり込んで報道。
その時、トニー谷はカメラに向かい『命だけは助けてください』と号泣した。その姿は毒舌芸人トニー谷ではなく父親大谷正太郎であった。その甲斐あってか息子さんは無事救出された。犯行の動機は身代金とトニー谷に対する許せ得ぬ嫌悪。この事件をきっかけに、トニー谷の人気が完全に急落することになる。逝去後、それまで知られてなかった彼の生い立ちや人柄が奥様によって明かされる。(壮絶な生い立ちについてはwikiで調べてください)
『家庭では普通の良き夫で良き父親でした』
続けて例の誘拐事件の後、人質となった我が息子を犯人が丁重に扱ってくれたと、何と後日トニーは犯人の家族に対し現金や衣類などを送ったことを語った。彼は自身の事については頑なに語らなかったのだそう。俺なら100パー語ってる笑。
『芸人は職業じゃない。生き方です。生き方なんだから引退なんてとんでもない、私は死ぬまで芸人です。』
私は益々トニー谷に興味を抱く。
人の顔って裏と表があるでしょ?勿論、ない方もいらっしゃると思うが、少なからず私にはあります。親父が死んだ時に、叔父や叔母から初めて私に語られた兄貴としての顔。俺にとっては父親が表の顔で、4兄妹の長男としての顔が裏なんです。『もっと早く言ってヨォ〜』な感じ。表裏一体。ひとのこは、そんな話。
トニー谷1987年7月16日肝臓癌のため逝去。
奇しくも翌日17日に大スター石原裕次郎が同じ肝臓癌で逝去。
紙面ではトニー谷の訃報の知らせは余りにも小さいものであった。
作 山村菜月よりコメント
有り得ないほど豪華なメンバーにお集まりいただくことになり、夢かな、と思う毎日です。
嬉しく思う反面、今からとても緊張しております。
今の時代、誰であっても自分と他人の間には一線を引くような風潮があります。
口で言うのは簡単ですが、その他人が家族であった時、簡単に割り切れるかというと、
出来ないような気もします。
ただ「家族だから」という漠然とした理由で、悩んだり苦しんだりすることは、
とても不合理で人間らしく、愛おしいことです。
私なりの葛藤を、
人生経験の豊富な皆さんにお力添えをいただきながら、
お届けしたいと思います。
【受賞歴】 第9回せんだい短編戯曲賞大賞
第28回OMS戯曲賞 佳作
日本劇作家協会リーディングフェスタ2019、
公募短編戯曲ドラマリーディングに
『保健室で抜く男子高校生の話』がセレクトされる
〘スタッフ〙
舞台監督 伊達真悟
舞台美術 池田ともゆき
大道具 大正工場
照明 西崎浩造(キザシ)
音響 河合宣彦(株式会社Road-K)
音響オペ 廣岡美祐(株式会社Road-K)(大阪公演のみ)
衣裳 Zismode
小道具 Zisworks
映像記録 サカイヒロト
宣伝美術 中井重文
制作 岡本康子
東京制作協力 渋井千佳子
大阪制作協力 石垣佐登子
〘協力〙
尾崎貴汎(ホリスティックメディカルジャパン)、株式会社リコモーション、株式会社roots number2、公益社団法人浪曲親友協会、(合)ベアハッグ、谷口静栄、南河内万歳一座、PM/飛ぶ教室、㈲ライターズ・カンパニー(五十音順)
⭐Special Thanks⭐
株式会社スペース・リーダー
株式会社ホクトス
企画製作 Z system
お問い合わせ zsystem.power2007@gmail.com